今ではすっかりWWEメインにプロレスを見ているのだけど、そんなオイラもきっかけは日本のプロレスでして。プロレスをよく見るようになった頃、毎週楽しみにしてたのは新日本。全日本の尺の長い試合が当時はつらかったので、当時のオイラは新日本のわかりやすさが好きだった。
ちょうどその頃エースだったのが、IWGP連続防衛中の破壊王・橋本真也。蹴って落として締めて、という爆殺シューターぶりは――――すげえキライでした(苦笑)。なんつうのかなぁ、強すぎてイヤだったというか。といっても、ブロック・レズナーがキライなのとは違って、「いい意味でキライ」という感覚(例えがまったくわかりにくいw)。キライはキライなんだけど、キライな対象がいることでスキが際立つじゃん。そういうための「キライ」であって、いてくれなきゃ困る「キライなキャラ」だったわけ。なので、小川に負けて引退宣言したとき、ZERO-ONEがダメになったとき、肩がどうにもならなくなって長期休業したときは再び残念だったし。
でも、それまでの「残念」は、続きがあるであろうという範囲での「残念」であって、死んじまったらもう続きはないんだよな……。なので、とにかくとても残念です。健康ならあと10年は現役ができるであろう歳なのに……。
破壊王、アンタのことが大嫌いでした。安らかにお休みください。合掌。
<<追記>>
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