なにしろ、右も左もほとんどわからないに近い状態で一眼レフを購入したので、いったいどんなレンズがあればいいのか自分でもよくわからない、というのが実際のところだったりする。それもあって、とりあえず安く手に入るものはとりあえず買って撮ってみて、みたいにして試している、というのがここ最近のレンズ買い物の理由付け。
たとえば、当初店員に言われるがままに18-55mmと50-200mmを購入してみたわけだが、実際に旅撮影してみると、50-200mmはほとんど使わなかったり。でも、湖畔のちょっと離れた位置にいる鳥を撮る、とか、限定的な状況では50-200mmはよいのだけれど……ちょっと足りない感じもする。スポーツ観戦で写真が取れる状況でもきっと同じことになるはず(そもそもカメラが持ち込めるかどうかが微妙だけど)。で、それならばってことでとりあえずお試しで100-300mmを買ってみた。寄れない場所からもズームで撮れるのはいいんだけど、こいつは持ち歩くにはちょっと長い。ならテレコン+50-200mmはどうかというと、AFが使えないから動く被写体にはつらそう。
短いほうでは、28-70mmはマクロ機能が便利だけど、撮影倍率1:2はちょっと物足りない感じも。また、いわゆる標準ズームでマクロ以外の面では18-55mmとキャラがかぶり気味だが、広角側が物足りないから風景撮りに出かけるときはやっぱり持ち歩き候補からは落ちる。しかも純正じゃないし。となると、やっぱりちゃんとしたマクロレンズのがいい。
購入した中で、使いどころ的にも持ち運び的にも満足なのは40mmかな。いわゆる「標準レンズ」がなぜ標準といわれるのかよくわかる、って感じ。マニュアルなのでそれなりに覚悟が必要なことが多いけど、50mmも結構お気に入り。
などということを考えつつ、今日もレンズのカタログと通販系サイトの価格を眺めてます(苦笑)。純正の75-300mmは数日のうちに買ってしまいそうだ……。